【知っておきたい!】HSPにマネージャー職は向いていない理由(ワケ)

HSP

どうも。HSP持ちのWEB系のエンジニアとして働いてきて、プロジェクトを任されることも増えてきましたmiyamaです。

正直言って、プロジェクトを任されるのはメンタル的にしんどいな、と思うことはありますし、肌感覚的にも、理屈的にもHSPはそういうマネージャー職には向いていないのだな、と思いながら今日も働いています。

 

今回は、HSPエンジニアがマネージャーに向いていない理由を解説します。

HSPエンジニアはどんなポジションでどんな働き方をすればいいのか、と悩んでいる人のヒントになるはずです。

HSPとマネージャー職の相性は悪い

 

結論から言うと、HSPはマネージャーに向いていません。その理由はHSPにはD.O.E.Sという特徴にあります。HSPは次のような特徴を持っています。

  • ものごとを慎重に深く考える(Depth of processing)
  • 心が傷つきやすい(Overstimulated)
  • 感情の反応が強い/感情に共感する(Emotional reactivity and high Empathy)
  • 小さな刺激に気づく(Sensitivity to subtleties)

システムエンジニアにおけるマネージャーは、プロジェクトのメンバーと、クライアントとコミュニケーションを取ること。

ですが「心が傷つきやすい」、「感情の反応が強い/感情に共感する」という特徴はマネージャー職をやっていくこと前提とすると、その相性は最悪です。可能ならば、マネージャー職は避けたほうが無難と言えます。

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HSPはコミュニケーション疲れしやすい

ぼくの経験として、システムエンジニアとして経験を積んでいくと、プロジェクトで自分が手を動かすことが減ってきました。

代わりにタスクを割り振ったり、コミュニケーションをとるような仕事が増えてきました。

ここで注意してほしいのはHSPは普通の人よりコミュニケーション疲れしやすい点です。

誰かにタスクをお願いするときにやっぱりぼくは相手の顔色を伺いますし、ネガティブなことを言われることもあります。

ネガティブなことを言われた日には一日仕事が手につかないくらいヘコみます

「気にしなければいいじゃん」という思うかもしれないですが、それができないのがHSPです。こんな体験を通して、自分の向き/不向きがわかってきました。

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HSPエンジニアはこうやって働くといいかも

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相手の気分に左右される

誰かと話したり、コミュニケーションをすれば、大なり小なりHSPの人は相手の感情を無意識に共感してしまいます。 そして「相手の感情=自分の感情」となってしまい、結果的には余計な仕事を引き受けることもしばしば。

そうならないためにも、相手の気分に左右されないようにすること、コミュニケーションを面と向かってしないような工夫が大事になってきます。

一人もしくは少人数での作業のほうが向いている

コミュニケーションがあまり得意でないなら、コミュニケーションをできるだけしないでよい仕事やタスクを選ぶのがベター。

他人とのコミュニケーションがゼロの仕事は少ないです。しかし、コミュニケーションが少ない仕事というのは割とあります。

例えば、コードを書くことを主にタスクとしてこなすことが多いようなWEB系エンジニアというのはいいポジションと言えます。

得意な人に任せたほうがいい

仕事は一人でするものではなく、チームでするもの。コミュニケーションが苦手であれば、他の人に任せましょう。

それができないような職場なら、転職するのも一つの手。 「自分の代わりというのは、いくらでもいる。」そういう心持ちで自分は自分の得意なところで戦えばOKです。

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HSPエンジニアは自分の得意なことに注力すべし

 

コミュニケーションをすると普通の人より消耗してしまうことを前提とすると、HSPがマネージャー職をやるのは、おすすめしません。 HSPエンジニアはマネージャーというポジションを避けて、自分の得意なことに注力したほうが結果的に成果を上げやすいです。

とはいえいきなり実行するのは難しいかもしれません。なのでまずは自分の苦手だと思うことを少しずつやめていくことです。

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