HSPがエンジニアになる方法!徹底解説!

HSP

どうも、HSPでエンジニアをやっています。ミヤマです。

 
HSPで今の職が向いていないような気がする。
 
HSPでもエンジニアとしてやっていけるのだろうか?
 
HSPでエンジニアとして転職したいけど、何からスタートしたらいいのか分からない。

と考える人は割といるのではないでしょうか?

そんなHSPさんのために今回はHSPがエンジニアをなる方法、徹底解説!というテーマで解説していきます。

【HSPの特徴】HSPでもこんな人ならエンジニアに向いている!

HSPだからといってエンジニアに向いていないということはありません。むしろ実はHSPの持つ特徴はエンジニアとして働く中では大事なことだったりもします。そんなHSPが持っていてエンジニアに向いている特徴を紹介していきます。

人に頼ることができる

あなたは人にお願いや頼ることを悪だと思いこんでしまうタイプではありませんか?ですが大抵の仕事は一人で完結することはなく、誰かと協力しながら進めることがほとんどです。

エンジニアにおいては特にそれが当てはまります。どんな仕事やタスクであっても、誰かに頼ることができる人はエンジニアに向いていると言えます。

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人をバカにしない/悪口や愚痴を言わない

HSPの人は言葉の乱暴さや態度といった些細なことからのストレスを受けやすいです。なので言葉遣いは丁寧で、自分が下手にでることはあっても、他人を下にするような事を言うHSPの人は少ないです。少なくともぼくの観測範囲では。

エンジニアはチームで開発を進めるので人を非難していては、進む仕事も進みません。そういった意味で、人をバカにしたり、悪口を言ったりしてコミュニケーションを妨げるようなことはしないに越したことはありません。

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プライドがない人

プライドには2種類の「良いプライド」と「悪いプライド」の2種類があります。このうちの「悪いプライド」は持っていない方がいいです。

良いプライドというのは、自分の中で完結している言わば自分ルールのようなものです。一方で「悪いプライド」というのは他人への自慢やマウントをとるようなもののことを言います。

具体的にはこんな感じです。

良いプライド: 「誰もやらないなら自分がやる」「任された仕事はスピード重視で合格最低点で共有する」
悪いプライド: 「自分はこんなすごいプロジェクトに関わっていた」「自分はこんなことができてすごいだろ」

悪いプライドはチームで進める仕事においては持っていて得することはほとんどありません。煙たがれるだけです。

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好奇心がある人

エンジニアという仕事は特殊でIT技術が進歩するのに併せて、その勉強をしなければならない職業です。仮に勉強をしないでいればプロジェクトでできることが減っていき、仕事も減り、給与も下がっていく傾向にあります。なので日々そういった勉強は必要になってくるでしょう。

そのための勉強を興味を持って、ポジティブに取り組める好奇心や遊び心が重要です。

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チャレンジ精神がある人

エンジニアというのは基本的に今この世に無いものを開発することで社会に貢献するという仕事です。社会に与える影響はの度合いに大きいものもあれば小さいものもありますが。

ただエンジニアとして働く上で、「そういったないものを作ろう」「分からないけどやってみよう」というチャレンジ精神は大事だったりします。逆にこういったチャレンジにストレスを感じる人はあまり向いていないとも言えます。

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DOESから考えるHSPがエンジニアに向いている理由

HSPの特徴を表すDOES(ダズ)という心理学者のエレイン・アーロン氏が生み出した概念があります。ここからはそんなHSPの特徴であるDOES(ダズ)HSPがエンジニアに向いている理由について解説していきます。

深く考える/処理する(Depth of processing)

HSPの特徴の1つとして深く考える(Depth of processing)がという特徴があります。HSPの場合日常会話の中で相手はそこまで真面目に思ってない言葉でも、それを必要以上に考えてしまいがちです。

 
こういう人は会社に所属していれば、一定数いますよね。

ただエンジニアがサービスやシステムを作るということにおいて、一つのことを深く考えるというのは次の3つのスキルにつながってきます。

  • この世に無いものやその状況を想像する想像力
  • その状況で生まれる課題を設定する課題設定能力
  • 設定した課題を解決する課題解決能力

こういった点でHSPはエンジニアに向いていると言えます。

想像力、課題設定能力、課題解決能力には深く考える力が必要!

刺激に敏感(Overstimulated)

HSPの特徴の2つ目として刺激に敏感(Overstimulated)があります。普通の人は気にしないような音や匂い、痛覚といった体の反応に敏感です。例えばお店の照明が強すぎたり、人混みやザワザワとした周りの音が気になり、ストレスに感じてしまいます。

ですがエンジニアやIT系企業ではフルタイムでリモートワークができる企業が増えてきており、HSPの働く環境を考えるとリモートワークをしやすいので向いている職業です。

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共感力が高い(Emotionally reactive and high Empathy)

HSPの特徴3つ目として共感力が高い(Emotionally reactive and high Empathy)という点があります。人の気持ちに強く共感し、その人の気持ちに寄り添うことができるという特徴です。これのせいで困っている人の話を聞いているとその話に気持ちが引っ張られてしまうこともしばしばあります。

ですがエンジニアはチームで開発を進めることがほとんどで、チームとしての安心できる状況を作ってあげられるのは共感力の強いHSPの人なのかもしれません。また受託系企業であれば、クライアントの困りごとや状況に親身になって聞いてあげる事ができるでしょう。

こういった点でエンジニアとして働くのは向いていると言えます。

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些細なことに気づく(Sensitivity to Subtleties)

HSPの特徴の4つ目は、些細なことに気づく(Sensitivity to Subtleties)です。HSPは人や周りの環境が少し変わっただけでもそれに気づきます。

この些細なことに気づくという特徴はエンジニアにとっては、プログラムのバグにいち早く気づけたりクライアントの困りごとを聞き漏らさない、というような誰かが困りそうな状況を察知することに繋がります。

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【HSP】そもそもエンジニアってどんな仕事しているの?

エンジニアという職業がどんな仕事をしているのか、どんなふうに働いているのかを理解しておいて損はありません。ここからはそんなエンジニアの働き方、仕事内容を解説していきます。

エンジニア良いイメージ持たれがち

エンジニアがやっているイメージは、こんな感じかもしれません。

 
・毎日、プログラミング!
・コミュニケーションは普通の仕事より少ない!
・リモートワークでラク!
・給料が良い!

という具合に、結構良いイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、実際にぼくが企業のエンジニアとして働いてきた経験からすると、割と普通のビジネスマンと変わらないと思います。現実としてはこんな感じです。

・プログラミングは全体の仕事の一部で、他にもやることがある
・チームで開発することがほとんどで、コミュニケーションは頻繁にある
・リモートワークできる会社もあれば、そうでない企業もある

実際にエンジニアとして働いてみると、エンジニアは会社員であろうと、フリーランスであろうと案件(プロジェクト)ごとに開発を担当します。

またその案件というのは一人で完結することはほぼなくチームで開発することがほとんどです。なのでコミュニケーションは普通のビジネスマンくらい、もしくはそれ以上あります。

またエンジニアが行う仕事というのはプログラミングがすべてではありません。受託系企業であれば、クライアントとのミーティングがあったり、システム開発のための設計や技術選定があったりと、プログラミング以外もやることはあります。

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HSPは受託系と自社開発、どちらが向いているのか

実はWEB系のシステム開発をする企業には大きく2つのタイプがあるということを知っていましたか?一つは自社サービス系企業といい、もう一つは受託系企業というものです。

ここからは自社サービス系企業と受託系企業について解説していきます。

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自社サービス系企業には優秀なエンジニアが多く在籍している

自社サービス系の企業というのはその言葉の通り自社でサービスを開発しており、そのサービスでビジネスをやっている会社のことです。

自社サービス系企業のメリットとしては、比較的優秀なエンジニアがいることが多く、そういった人たちと一緒に開発ができる可能性があります。こうなる背景として大きなサービスであるほどそれを運用するための知識、技術が必要になってきます。なのでシステム開発の中でもそれぞれの領域で知識の多い人たちが必要になってくるためです。

自社でサービスを開発するため自分たちで「今のサービスをもっとよくするために何が必要か」ということを考え開発を進めるため、割と問題解決能力も必要だったりします。

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受託系企業はクライアントの困りごとを解決するのが大事

受託系企業はクライアントからヒアリングをしながら、機能要件を決め、スケジュールを調整し、最後にクライアントにそのシステムを納品する、というようなクライアントありきでビジネスをする企業です。

受託系企業だとクライアントごとに案件が変わるので、いろいろなインフラやプログラミング言語の経験を積むことができます。特に新規サービスを始めたいクライアントの場合は、技術選定にも関わることができるので、ゼロイチでサービスを立ち上げる経験をしてみたい人にとってはとてもおすすめです。

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共通するのは課題を解決する能力

受託系企業であっても自社サービス系開発であっても、共通しているのは今までにないものを作って、誰かの困りごとを解決するという点。エンジニアの仕事において最低限のプログラミングスキルは必要です。しかしそれと同じくらい大事なのは「これが正解!」というものがない中から課題を解決していくことです。

エンジニアに必要なのは、課題解決スキルと最低限のプログラミングスキル
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エンジニアになるのに資格は必要ない

最近のエンジニアになりたい人が増えている理由の一つに、エンジニアになるのに基本的に資格は必要ないことが挙げられます。あえてエンジニアになるために必要なものを挙げるならば、最低限のプログラミングスキルとコミュニケーション能力です。

エンジニアになりたくて、

 
このプログラミング言語をマスターするぞ!

と意気込んで挫折した人もいるのかもしれませんが、そもそも「プログラミングを完全にマスターする」ということは実は不可能です。なぜならプログラミング言語は漢字のようなもので、日本人でもすべての漢字を知っているわけではありません。ですがある程度日常生活で使う漢字は知っていますよね。それと同じでプログラミング言語もある程度知っていればOKなものなんです。

エンジニアに必要なスキル

エンジニアとして働くために必要な資格はないのですが、持っておくべきスキルはあります。そんな持っておくべきスキルを5段階で解説していきます!

【レベル5: ★★★★★】プログラミングスキル

これは言わずもがなかもしれませんが、最低限のプログラミングスキルは必要です。ぼくの観測する範囲では、エンジニアの中途採用ということを前提とするとプログラミングスキル習得のための研修をしてくれる企業というのは見たことがありません。

やはり自分で独学でもプログラミングスクールに行くでも良いので勉強して、簡単なTODOアプリや会員管理アプリをネット上に公開するくらいのスキルが最低限ほしいところです。

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【レベル4: ★★★★☆】課題解決能力

そもそも仕事というのは解決できないこと、正解がないことがほとんど。そこ対して答えを出すということはエンジニアであっても同じです。

課題をどう定義しどう解決するか、というアイデアを出して、そのアイデアを行動できることが重要になってきます。エンジニアはその解決する手段の一つとしてプログラミングであるということは心得ておいてほしいところです。

【レベル4: ★★★★☆】ロジカルシンキング

プログラムを書くときも、課題解決をするときも、ドキュメントを書くときも使うスキル、それがロジカルシンキングです。

コードを書くときもそういった情報整理ができる人とそうでない人ではコードは見違えるほど違ってきます。はたまた他人に意見を示したり、納得してもらうためには客観的な情報を示す必要がです。

ロジカルシンキングはそういったものごとを整理するには必須と言ってもいいスキルになので、ぜひともエンジニアになるなら身につけていてほしいところです。

・プログラミング×ロジカルシンキング → 関数やモジュールを整理する
・課題解決             ×ロジカルシンキング → アイデアのレベルを揃えて打ち手を出す
・ドキュメント   ×ロジカルシンキング → 章立てや情報の取捨選択をする

【レベル4: ★★★★☆】ホウレンソウ

エンジニアはチームで働くのでいわゆるホウレンソウには必要に応じてこまめにやるのがベター。なぜならもし一人でそのタスクを抱えてしまうと、プロジェクトとしてリカバリーできない状況でそのリリースができない、という状況になってしまうリスクがあります。

自分が持っているタスクで悩んでいることがあるときは相談する。どういう状況かを周りに報告する。チームが困りそうなことがあれば連絡する。エンジニアにはそういったことをより意識する必要がある職業です。

【レベル4: ★★★★☆】コミュニケーション能力

エンジニアがいる会社は理系の人たちばかりが働いていて、コミュニケーションがあまり得意でない人が多いようなイメージがあるのではないでしょうか?ですが実際はそうでもありません。

オンラインでのミーティングも割とあったりして、チームメンバーやクライアントとのコミュニケーションは普通にあります。もしかするとオンラインで対応できる分、普通のビジネスマンより多いかもしれません。

そういったことを踏まえると普通のビジネスマンくらいのコミュニケーション能力、伝える力というのは必要です。

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【レベル3: ★★★☆☆】特定の業種の知識、経験

エンジニアとして働いた経験がなくても、それまで社会人として働いてきた経験は無駄ではありません。

例えばアパレル関連の仕事をしていたのであれば、ファッション系のECシステムを作るときに役に立ちます。このような業界にいた人でしか知らないような常識やノウハウがエンジニアになって生かせるということはしばしばあります。

そういった意味で異業種の知識を持っていることは強みになるので、未経験からエンジニアになるのはビハインドスタートだと思わなくてOKです。

異業種の知識はエンジニア転職で強みになる!HSPでも大丈夫!

【レベル3: ★★★★★】ドキュメントをつくるスキル

ここまで何度か言っていますがエンジニアというのはプログラミングばかりと思われるかもしれません。ですが、実際はそんなことなく思った以上にドキュメントを作るという仕事があったりします。例えば

  • システム開発における要件定義や提案、システムの設計のため
  • チームやクライアントとのコミュニケーションのため
  • 共通認識を作るための材料として

こういった目的でドキュメントを作ることが割とあります。なので、だれが読んでも同じように理解できるようなドキュメントづくりのスキルは重要なスキルの1つと言えます。

持っておきたいメンタル

賃金構造基本統計調査 によると100~999人の企業の平均年齢は

  • システムエンジニア: 37.7歳
  • プログラマー: 31.2歳
  • 保険外交員: 41.5歳

と報告されており。エンジニアという業界は他の業界に比べると平均年齢が若い傾向があります。そういった要因で若い人の方がいろいろな技術的な知識を知っていたり、優秀だったりすることがしばしばあります。

ここからはそういった若い人が比較的多い企業であるエンジニア業界で働くときに意識しておきたいメンタルや心構えについて解説していきます。

縦社会ではなく、横社会を重んじる

日本の企業でありがちなのが、

 
先輩の言うことが正しい!
 
社歴が長い人のほうが偉い!
 
上司の決定は絶対!

といういわゆる縦社会という文化が多くあります。ですがエンジニアのいる企業ではどちらかといえば縦社会より横のつながり、横社会のほうが大事です。これはチームとして相談しやすい空気ができ開発がスムーズに進めることができるという背景があります。

もちろんケースバイケースで目上の人や年上の人をたてるときもありますが、ぼくの経験では他の業界よりはそこまで縦社会を重んじるような空気はないです。

勉強する習慣

エンジニアとして働くうえでプログラミングができること、もしくはそれを理解しておくことというのは重要です。

プログラミングやそれに関係するITの技術というのは、日々更新されていきます。そういった技術を面白いと思って勉強したり、キャッチアップする習慣がないとシステム開発やサービスの成長においての選択肢を狭めることに繋がります。例えば、ディープラーニングや機械学習もそういった技術の一例でこれを理解しているエンジニアとそうでないエンジニアでは、システムに組み込める機能というのは限られてしまいます。

つまりは技術を勉強した量がエンジニアとしてできることの量に直結するということです。一つの技術を使い続けるというのもできるかもしれませんが、時間の経過とともにいろんな面で先細りになっていきます。

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人をバカにしない、悪口やグチばかりを言わない

どんな会社にもこんな人がいるのではないでしょうか?

  • 人の悪口ばかり言っている人
  • 理想は言うけど行動しない人
  • 常に上から目線な人

エンジニアの世界にはボーイスカウトルールという格言があります。これは問題を発見したら自分が発見したときよりその状況を改善すべき、というものです。

ボーイスカウトには大切なルールがあります。それは、「来た時よりも美しく」です。たとえ自分が来た時にキャンプ場が汚くなっていたとしても、そしてたとえ汚したのが自分でなかったとしても、綺麗にしてからその場を去る、というルールです。(出典: 「プログラマが知るべき97のこと」, ボーイスカウト・ルールより)

エンジニア企業でもそういった口ばかり動かして何もしない人はいるには多少は居ます。ですがあなた自身がそうなる必要はありません。

エンジニアチームで働くうえで、自分から状況を良くするために行動をするというのは大事ですし何より周囲から自分への信頼にもつながるのでぜひ覚えていてほしい格言です。

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遊び心、探究心、楽しむこと

エンジニアとして働いていると、プロジェクトマネージャーやクライアントから厳しいことを要求されることはしばしばあります。そういった要求や面倒な状況に出会ったときに楽しもうとする、遊び心は持っておくのは一つの知恵と言えます。

 
マネージャー
この納期でどうしても間に合わせてくれ!
 
クライアント
この機能はマストでほしい!

そんな要求に応えることができたとき、エンジニアとしての自信になることは間違いありません。

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HSPでもエンジニアとして採用される5つの基準

正社員であれフリーランスであれエンジニアとして働いている人たちには共通点があります。そしてそういった共通点はエンジニア企業の採用面談でも一つの基準になってきます。

ここではそんなエンジニアの持つ共通点を解説していきます。

開発に必要な最低限の専門知識

エンジニアとして働くのなら、最低限のプログラミングスキルは必要です。このスキルがないとそもそも面談に通ることはほぼないでしょう。

具体的に最低限のプログラミングスキルとはどれくらいかというと、それはスキルレベルとしては何か一つWEBアプリとして動くものをサーバにアップしネット上に公開する、くらいはできてほしいところではあります。逆にそれくらいができればある程度のWEB系企業には採用されます。

ここで一つアドバイスをすると勉強の順番としてはまずは動くものを作って、その後にWEBの仕組みとしてどのように動いているのか、理解するというのがいいと思います。

課題を解決するスキル

エンジニアであってもビジネスマンの一員なので課題解決能力はやはり必要なスキルと言えます。クライアントやサービスの現状にどんな課題があるのかを考えて、それに対してどんな打ち手で解決するのか、ということを考え、行動することができることは持っていてほしいスキルです。

コミュニケーション能力

ここまで何度か言っているかもしれませんが、エンジニアというのはチームで働くことがほとんどなので、チームメンバーとコミュニケーションが普通にできるくらいのレベルは欲しいです。自分のタスクがどれくらいで終えられるのか、どんなことで困っているのかをちゃんとシェアできることがチームの生産性を最大化することに結果的につながります。

責任感

やはりチームで動くにしても、個人に割り振られたタスクについてはできる限りコミットする責任感は大事です。エンジニアの業界は基本的に親切な人が多いですが、その親切を毎回頼っていては自分のスキルアップになりません。

エンジニアというのは独学でなりやすい職業であり、エンジニアになる人はまだまだ増えてくることのは明白です。そういった状況を考えると自分のできることを増やして、コミットしていくことがエンジニアチームにとっても、自分にとっても成長につながっていきます。

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好奇心/チャレンジ精神

人にはコンフォートゾーンといって、自然に自分の快適な状態を維持しようとします。ただそういった状況から抜け出さない限りは成長しないのが人間です。

そのコンフォートゾーンから抜け出すためには好奇心やチャレンジ精神を持って新しいことや、自分の苦手にストレスを感じながらでもチャレンジしていくことが重要です。

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エンジニアの年収以外にもメリットはある!

HSPがエンジニアになるのがおすすめな理由として、自分で働く環境や給与、キャリアパスの選択肢が多い、という点にあります。

エンジニアの場合、正直働くのにPC一台あればどこでも働くことができるので、コワーキングスペースや自宅で働けます。給与についてもエンジニアは扱える技術やスキルが増えれば、その分単価が上げることが可能です。そして時間や心に余裕があるならば、会社員としてだけでなく副業やフリーランスとして働くという選択肢もあります。

エンジニアにはどんなキャリアパスがある?

どんな職業でも役職がついたり、昇格したりするキャリパスがあります。エンジニアにももちろんあります。エンジニアのキャリアパスについてはこんな感じです。

  • フリーランス
  • マネージャー
  • 経営者
  • 副業と正社員のダブルワーク

HSPが未経験からエンジニアになったあとのキャリアパスをいくつか考えておくことは、より人生をハッピーに過ごせるのではないでしょうか。

HSPがエンジニアとしてラクに働くコツ

エンジニアの人たちというのは、どういう理由かわかりませんが親切な人やちゃんと考えて話す人がぼくの観測範囲の限りでは多いです。こういった点でHSPにとってはかなり嬉しい状況なのですが、HSPがエンジニアとして更にラクに働くコツをここからは紹介していきます。

きつい言葉を使う、当たりがきつい人から距離をとる

HSPにとってきつい言葉や当たりのきつい言葉というのは、普通の人よりストレスを感じやすいものです。その人が注意して直してくれればそれに越したことはありませんが、人を変えるというのは正直、難しいでしょう。ならばその人から距離を取って、できる限りコミュニケーションを取らないようにする他ありません。

責任感を持ちすぎない、割り切って考える

エンジニアに限らず一人のビジネスマンとして働くうえで、責任感を持って働くというのはそれなりに大事なことです。しかし責任感を持ちすぎのもよくありません。

HSPは特に責任感を必要以上もってしまってストレスになりがちです。頼まれた仕事を毎回全部完璧に終わらせようとして、ストレスを抱えきれなくなってしまい、結果的に一定期間働けなくなってしまえば元も子もないありません。

 
その仕事はあまり重要でなく期日に遅れてもOKかもしれません
 
その仕事は本当はあなたがしなくてもOKかもしれません

会社員であれ、フリーランスであれ「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と割り切って考えることはストレスを感じ過ぎないようにするため一つの重要な知恵と言えます。

人にお願いしてもいい

HSPの中には人にお願いすることに罪悪感を感じる人は多いのではないでしょうか?自分ひとりでできることというのは限られていますし、エンジニアはチームで動いています。

誰かに頼ることは決して悪ではありません。もちろんなんでもチームメンバーを頼りにするのは良くないですが、しんどいときには誰かを頼っていい、という自分に対する逃げ道を作っておきましょう。

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リモートワークをする

コロナの影響でリモートワークで出勤できる企業は増えました。総務省のテレワークの実施状況 によると、情報通信業のリモートワーク率は55.7%であり全体平均の倍以上の実施率となっています。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html

 

HSPの中にはオフィスや環境音や視線が人より気になる人がいます。そういった人にとってはリモートワークはとても良い働き方です。

HSPがもし未経験からエンジニア企業に入る時のなら、リモートワークができるところを選ぶ事は必ず確認しておきましょう。

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ミーティングの数を制限する

HSPは共感力が高く、人の表情から気持ちをつい深読みしてしまいエネルギーを浪費してしまいます。そういう点でHSPにとって人とコミュニケーションを取るのはできる限り少ない方がベターです。

1日に何個もミーティングが入っていると、自分のタスクに集中する時間が取れなくなります。そうすると定時が過ぎても仕事をしなければならない、という状況になってしまうでしょう。

そんな状況を避けるためにも一日のミーティングの数は少なくなるようにコントロールすべきです。

自分のキャパシティを超えたプロジェクトを担当しない

HSPは頼みごとや仕事をお願いされると、断るのが苦手だったりします。そういう状況を避けるために大事なことは2つです。

  • 自分のキャパシティを超える仕事は断る
  • シングルタスク化する

時間というのは有限です。うまく自分のために使わないと余計な仕事にばかり時間を浪費していくことになります。そういった意味でも時間と自分のキャパシティを意識しておきましょう。

HSPエンジニアになるためのはじめの一歩

HSPがエンジニアをなる方法、徹底解説!というテーマで解説しました。

HSPでもエンジニアとして働くならば、それなりの努力は必要です。もしエンジニアになりたいと思っているのなら、まずはプログラミングの勉強を少し始めてみたり、地元のWEB系企業でリモートワークがOKなところを探してみる、など今からできることを少しでもスタートするのが良いかもしれません。